日本を支える社会インフラ。
高度成長期に建設された橋梁などの公共物が老朽化してきており、塗装塗替工事によるメンテナンスの件数が増加傾向にあります。
当たり前に使っているものが、突然崩落してしまったら…生活になくてはならない社会インフラがいつまでも「当たり前」であり続けるように、私たちはメンテナンスを通じて社会に貢献します。
橋梁などの構造物が老朽化し、寿命が短くなる(使用可能な年度が短くなる)最大の原因は、サビ(錆)です。人に例えると「がん」のようなもの。
出来てしまった錆は、放置するとさらに広がっていきます。広がりを食い止めるために、錆の部分を綺麗に取り除くことで必要です。
このサビ除去の手法として、ブラスト工法や化学薬品による剥離、RPR工法などが当たります。
さらに、サビの再発防止のために行うものが「塗装」で、この塗装をしっかり構造物に密着させて取れにくくさせる事が、サビの再発防止に必要なこととなります。 塗装を取れにくくするために構造物の表面の状態を良くすることが「素地調整」になります。
どれだけ綺麗にサビを取り除いても、どれだけ丁寧に塗装しても、塗装する構造物の表面の状態が悪いと剥がれてしまい、結果的に短時間でサビが出来てしまいます。